一言で「クルーズツアー」と言ってもその形態は実に様々です。さすがに一般的な海外ツアーほどのバリエーションの豊富さはありません。それでも使用する客船の種類は多く、客船によってインテリアは大きく異なってきます。一般的に乗客定員数が多ければ多いほど、豪華さが増す傾向にありますので、とにかく豪華な方がいいという方は乗客定員数で選んでみるのもいいです。そして、客船内にいることがどうしても多くなりますので、キャビン(客室)にもこだわりたいです。どういったキャビンがよくて、どういったキャビンが悪いのか、みてみましょう。
ツアーを選ぶときに客室を写真で見たりしますが、写真どおりのことはほぼないと思ってください(笑)。例えば、かなり昔に作られた船だと写真自体が古い可能性があり、今現在はかなり汚くなっている可能性があります。新しく就航した船は比較的キレイな傾向にありますので、絶対に外したくないというのであれば、客船の就航年などを見てみるといいです。就航年は古くても改装していて、改装年が最近であれば、キレイである可能性は高いです。
クルーズツアーは必然的に現地のホテルではなくキャビンで過ごすことが多くなりますが、停泊地へ到着すると、その国・都市を観光することができるのがメリットです。そこで旅行の目的に合わせてキャビンを選ぶことも考えてもらいたいのです。例えば、若い方であれば、停泊地に到着したらすぐさま観光に行かれるはず。帰って来たらご飯を食べて寝るだけ、なんてことになるかもしれませんね。このような場合は、特に部屋のランクにこだわる必要はないかと思いますので、一番安いスタンダードクラスでいかがでしょう。逆に客船内のイベントを中心に楽しみたいという方は、自然と客船内で過ごす時間も増えますので、キャビンの広いプレミアムやデラックス、スイートと名付けられたランクの高いキャビンを選んでみてはいかがでしょう。
すべてのキャビンが海に面していると思っている方が多いですが、実はそうではないのです。大きな客船になると、内側の部屋も存在し、全く外を伺えない部屋なども存在するのです。そうなると、あまり面白くはないですね。。キャビンから外を伺えたほうが風景・夜景を楽しめたり、旅行をしている気分になりやすいです。ただし、内側の部屋が存在する客船においては海に面したキャビンよりも内側のキャビンのほうが旅行代金は安くなります。客船自体を楽しみたい方は、海に面したキャビンを選ぶようにするといいでしょう。
関連記事